タンナーと革について

イタリア中部、トスカーナ州のPONTE A EGOLA地域にあるバダラッシィ社 (1967年カルロ・バダラッシィにより設立)

イタリアの中部では古くから革鞣し業が盛んに行われていましたが、もともとは手作業で自然植物を 原材料として行われていた革鞣し業も時代の近代化が進み、効率よく大量生産できるクロム鞣しに需 要が高まっていきました。これにより作られる革は人工的になり、革は大量生産・大量消費するもの へと変わっていきます。 設立者であるカルロ・バダラッシィは当時イタリアでタンニングスクールの講師をしていました。 その頃講師をしていたカルロ・バダラッシィはこの近代化する革産業の動きをひどく悲しみ、そして ますます人工的になる革産業とは対極的に自然で素朴な本物の革を追求し、その理論と技術を実行す るため独立。その後はトスカーナ州に8世紀頃から伝わる伝統的な「バケッタ製法」を現代に復刻さ せました。以来バダラッシィ社は昔ながらの製法を駆使し熟練された職人の高度な技術力のもと、 少量生産・高品質にこだわる良質で唯一無二の革作りを続けているメーカーです。


バケッタ製法とは化学薬品を一切使用せず、植物性タンニンのみで時間をかけて鞣すイタリアの地域
固有の製法のこと。かつては職人が全て手作業で1枚1枚時間と労力をかけて作られていました。
手間とコストがかかるものの、この製法で作られた革は近代的なクロム鞣し革とは違い、革本来の素
材の素朴さと温かみを残しつつ、重厚で柔らかい風合いを持ちます。

ここでは鞣し工程の際に通常では使用しない牛脂をたっぷりとしみ込ませています。牛脂はコスト面 や効率面から考えても省かれてきたものですが、「牛には牛の油が一番相性がいい」との考えのも と、非効率を惜しまず使用されています。このオイルがエイジングの際に革へゆっくりとしみ込み、 時間をかけて素材の良さを引き出してくれます。また染色には染料仕上げを施し、牛革の自然で素朴 な表面感を保たせています。薄化粧ゆえ、革の表面の小傷やしわ等が隠れにくく、デリケートなため 爪傷などもつき易いといった欠点はあるものの、使い続けることで表面に艶感が増し、色味も濃くな ってくことで傷や汚れは次第に目立たなくなります。 持つ人それぞれに違ったエイジングをお楽しみいただける唯一無二のイタリアンレザーです。

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